赤ちゃんは、生まれてからお母さんやお父さんといった周囲の人々の話す声を聞くことで、自然と言葉を身につけていきます。
最初は、音を聞くことから始まります。
その後、聞こえてきた音を真似しながら言葉を発します。「パパ」や「ママ」といった短い簡単な単語から。
その後、認識できる言葉が増え、聴いたり話したりする言葉も増えていきます。
そして、認識できる言葉の量がある程度まで発達すると、今度は言葉を読んでだり、書いたりします。
このようにして、赤ちゃんは成長と共に、言葉も覚えていきます。
つまり、人が言葉を習得する過程には、「聞く → 話す → 読む → 書く」という最も自然な順序があるのです。
私たち日本人は聴くことから日本語の習得を始めたのに、なぜ、英語になると聴くことは後回しにされてしまうのでしょうか?
私たちが日本語を習得してきた過程を振り返ると、英語も聴くことから始めるのが自然な順序なはずです。
つまり、英語を話せるようになる一番の近道は、まず自然な英語の音を聞くことからです。
日本人が英語ができない理由の1つに、身につける順序が間違っているからと思うのは私だけではないはずです。
高校時代〜大学時代にかけて、カラオケが流行っていました。
私はあまり歌が得意な方ではなかったので、どちらかというと聞き手に回ることが多かったです。
ある時、とても不思議な体験をしました。
学校の帰り道、仲の良かった友達がカラオケで必ず歌う歌の歌詞を、自然と私も口ずさんでいたのです。
私は、その歌をカラオケで歌ったことは1度もありません。しかし、なぜか歌詞を覚えていたのです。
メロディーを覚えているなら分かりますが、歌詞までしっかり覚えている自分に、びっくりしてしまいました。。
しかし、このちょっとしたビックリ体験を経て、はっきりと認識しました。
言葉は耳から覚えるものなのだと!
音楽を聴くように、英語も聞き流すことから始めればいいんだと!