世界では先進国と言われている日本ですが、英語に関しては全くの後進国と言わざるを得ない状態です。
なぜ、日本人は英語を話せないのでしょうか?
色々な理由があると思いますが、学校で行われる英語学習法に問題があるのは事実でしょう。
日本の学校で行われている英語の授業は、文法と英文解釈が中心となっています。試験問題も大学受験も文法と英文解釈がメインです。
しかし、言葉というものは、文章のルールを知ったり(文法)、読んだり(英文解釈)するだけでなく、聞いたり、話したりするものです。
むしろ、日常生活では、読むことよりも、聞いたり、話したりすることの方が多いのが現実です。
日本の学校では、英語の先生が英語を話せない人ばかりです。多少話せたとしても、とてもネイティブのようなキレイな発音で流暢には話せません。それなりに英文は読めるけど、話すことは苦手という人が多い印象があります。
そのような英語の先生が発する英語を聴いても、生徒達が正しい発音で英語を話せないのは一目瞭然です。
また、英語の授業自体も、基本は日本語で行われます。日本語の教科書を使い、先生は日本語で説明します。
しかし、海外の語学学校では、英語のみが書かれた教科書を使い、英語ネイティブの先生が英語のみを使って授業を進めます。
まったく英語が分からない生徒を相手にするとしても、英語しか使いません。というか、英語しか使えません。
そのような環境で英語の授業が行われるので、イヤでも英語のシャワーを耳から浴びることになります。
しかし、不思議なことに3ヶ月もすると、その環境に慣れてしまうんです。
とにかく、日本で行われている学校の英語の授業は、正しい発音の英語を耳にする機会が少なすぎるんです。。
正しい発音の英語を聴く量が少ないから、日本人はいつまでたっても英語を話せるようにならないという現実から目を背けている限り、日本人の英語力は上達しないと思います。
日本人に関わらず、フランス人でもドイツ人でも中国人でも、自国の言葉は全く苦もなく話すことが出来ます。
これは、子供の頃から自国の言葉を浴びるように耳にしてきたからです。
赤ちゃんは文字を読めません。しかし、お母さんの言っている言葉を耳にしながら、徐々に言葉を覚えていきます。
言葉というのは、目から覚えるより先に、耳から覚えるものなのです。
というのも、言葉のシャワーを耳から無意識に浴びることによって、脳の中の言語野が発達してきたからです。
もし、あなたが英語を浴びるように耳にする環境にいたら、英語を母国語として話しているはずです。中国語を浴びるように耳にする環境にいたら、中国語を母国語として話しているはずです。
ある言葉を覚えようと思ったら、その言葉を浴びるように耳にできる環境を作る必要があります。じゃないと、脳の中の言語野が発達しません。